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甲子園浜の干潟



はじめに


 甲子園浜は都会に残された数少ない干潟の1つだ。その近くには住宅地が広がっているため休日になると たくさんの人が遊びに来る。近くの幼稚園か保育園の園児が保母さんに引き連れられて遊びに来ることも ある。
 "干潟"というととかく注目されがちなのは"野鳥"だ。甲子園浜も例外ではなくチドリやシギ、ユリカモメ などたくさんの野鳥が訪れる場所だ。しかし野鳥だけではなくカニやヤドカリ、イソギンチャク、ヨウジウ オなど色々な生き物がいる。夜になると夜光虫によって海が青白く光ることもある。

 また日によっては手掴みでイワシやカレイ、ハゼ、サヨリ、果ては41cmのチヌ(黒鯛)など食べれる魚や ワタリガニを捕まえることもできる。潮干狩りをすればアサリやサルボウガイ(赤貝)、アカニシなどを獲 ることもできる。そんな生き物の宝庫である甲子園浜を浜辺遊びをしながら探ってみた。

 一部の写真は水槽の中にいる生き物を撮影したものだ。しかしそれらの生物はどれも 浜遊びの中で捕まえたものになっている。
 2006年4月には西宮市の条例により毎年4月と5月に甲子園浜の一部で立ち入りが規制されるなど遊ぶのに 際し大きな制約が加わることとなった。詳しいことは「甲子園浜での潮干狩 りについて(潮干狩り禁止条例)」にまとめてみた。



観察日

甲子園浜の浜辺(2005年06月23日)
 サルボウガイ、ウスヒラムシ、バカガイなど。

甲子園浜の浜辺(2005年06月22日)
 クロダイの稚魚、チチュウカイミドリガニ、シマイサキ、サンショウウニなど。

甲子園浜の浜辺(2005年06月21日)
 アカニシの卵、イダテンギンポの卵、クサフグの稚魚、タイワンガザミなど。

甲子園浜の浜辺(2005年05月24日)
 シマメノウフネガイ、ヒライソガニ、ケフサイソガニ、イシガニ、ミミズハゼなど。

甲子園浜の浜辺(2005年05月23日)
 ケフサイソガニ、イボニシの産卵、アカニシの卵、テッポウエビの巣など。

甲子園浜の浜辺(2004年12月14日)
 イワシやコノシロ、西宮市での魚大量死など。

甲子園浜の浜辺(2004年08月02日)
 アサリ、イワシ、フナムシなど。

甲子園浜の浜辺(2004年07月03日)
 アカニシ、ボラ、テッポウエビなど。

甲子園浜の浜辺(2004年06月28日)
 イボニシの卵、ハゼ、ボラなど。

甲子園浜の浜辺(2004年06月04日)
 イボニシの卵、スナモグリ、カニの脱皮など。

甲子園浜の浜辺(2004年05月07日)
 カレイ、ヤドカリの宿交換など。

甲子園浜の浜辺(2004年05月06日)
 シラスウナギ、カレイ、エビなど。

甲子園浜の浜辺(2004年05月05日)
 テッポウエビ、ヨコエビ、パイプムシなど。

甲子園浜の浜辺(2004年04月21日)
 各種カニ、パイプムシなど。

甲子園浜の浜辺(2004年04月19日)
 夜光虫

甲子園浜の浜辺(2004年04月18日)
 ユリカモメ、沖でアサリ獲りをする人たち。

甲子園浜の浜辺(2004年04月16日)
 タテジマイソギンチャク、タマキビ、ダイサギ、ユリカモメ、アカクラゲなど。




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