持っていると便利な野鳥図鑑

今の時代インターネットで検索をすればたいていの鳥の写真は見つけることができる。しかし野鳥観察を始めた頃は名 前を知りたいのに調べたい鳥の名前が分からないと検索できないという矛盾にぶつかることになる。そのため「野鳥」の ような簡単な単語で検索して見つかったホームページの写真を1枚ずつ見て探すという非常に手間のかかる調べ方になる。
またホームページの説明には鳥の細かい特徴などが記されていないことが多い。そのためある程度鳥の種類が分かるよ うになるまでは図鑑で調べるほうが効率がいいだろう。ここでは甲子園浜で鳥観察をするときに持っていおいて損のない 野鳥図鑑を何冊か挙げている。


日本の野鳥 山渓ハンディ図鑑

このホームページを作るのに1冊目の図鑑として購入した図鑑。非常に役立っている。
479種を掲載。1種類の鳥に対して複数の写真を載せていることが多いため素人でも種の同定をしやすい。
ハンディ図鑑なので持ち運びにも便利(ちょっと厚くて思いけど)。野鳥図鑑を探しているなら最初の1冊 として買っておきたい。


日本の野鳥590

594種を掲載。掲載種数だけを見ると最多の図鑑。
バードウォッチングをしている人に言わせると「絶対に持っておきたい1冊」らしい。写真はどれも綺麗で写真集 と見間違えてもおかしくない(言いすぎ?)。内容量に対して本が小さすぎるということ以外では文句のつけよう がない図鑑(とは言え本を大きくしたら持ち運びに不便だけど...)。


日本の鳥550 (水辺の鳥) BUNICHIネイチャーガイド

水辺の鳥272種を掲載。掲載種数は少ないが1つの種に対して多すぎるぐらい写真を多用しているため種の同定に迷ったときは便利な 図鑑。


シギチドリ類ハンドブック

主に春と秋に日本に訪れるシギやチドリをイラストで紹介。
甲子園浜にもシギやチドリは多く飛来する。中には種類を見分けるのが難しいものもいる。そんなときにこの本が あると便利だろう。値段も1260円とお買い得。


カモメ識別ハンドブック

日本で見られる25種のカモメと世界の10種を掲載。検索表も用意されている。
甲子園浜にも時期によってはカモメ類が多く飛来する。そのほとんどがユリカモメだが中には珍しいものも混じ っている。油断は禁物だ。しかもカモメは羽の変化が大きく見分けるのが難しい。特徴も知らずに撮影した写真だ けではこの本を持っていても見分けられないこともある。値段が1050円と安いので普段から眺めていざというとき のためカモメを見分けるためのポイントを把握しておくといいだろう。


カモハンドブック

日本で見られる46種のカモと見間違える可能性のある4種の計50種を掲載。
カモはオスとメス、子供などちょっとした違いで羽の色などが大きく異なる。甲子園浜にも年中カモが滞在して いる。そのためこの本がないとカモの同定には困ることがあるだろう。1050円と安いので持っておきたい1冊だ。

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