COMを作って使う(超簡単例:VCで作成、VBSで実行)

概要

 COMの作成はVisual C++ .NET 2002、COMを使う作業はVBS(VBScript)から行っている。

 作成するCOMはメソッドを1つだけ実装している。
 このメソッドは1つの文字列をパラメータとして受け取り、それをメッセージボックスに表示 するだけの簡単なものだ。



COMを作る

 VC++で

1.「ファイル」メニューから「新規作成」にある「プロジェクト」を選択する
2.「ATLプロジェクト」を選択してプロジェクト名を「ttt」にして「OK」ボタンを押す
3.プロジェクトウイザードが起動したらそのまま「完了」ボタンを押す
4.「プロジェクト」メニューの「クラスの追加」を選択する
5.「ATLシンプルオブジェクト」をダブルクリックする
6.短い名前に「aaa」と入力して「OK」ボタンを押す

ここまでの操作でプロジェクトが作られます。これから機能の実装をします。

7.クラスビューの「Iaaa」の上で右クリックをして現れるメニューの「追加」にある 「メソッドの追加」を選択する
8.メソッド名に「eee」と入力する
9.パラメータの一覧から「BSTR」を選択し、パラメータ名に「bstrIn」と入力する
10.「追加」ボタンを押す
11.「完了ボタン」を押す
12.aaa.cppを以下のように変更する(太字部分を追加)


// aaa.cpp : Caaa の実装

#include "stdafx.h"
#include "aaa.h"


// Caaa

#include "atlstr.h"

STDMETHODIMP Caaa::eee(BSTR bstrIn)
{
	// TODO: ここに実装コードを追加してください。
	CAtlString	sss;

	sss = (WCHAR*)bstrIn;
	MessageBox(NULL,sss,"",0);

	return S_OK;
}

13.「ビルド」メニューから「ソリューションのビルド」を選択する

 以上の操作によってビルドが正常に終了すればCOMのできあがりです。



COMを使う

1.メモ帳を開く
2.以下のように入力する
Set fff = CreateObject("ttt.aaa.1")
fff.eee "あいう"

3.「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」を選択する
4.ファイル名を「aaa.vbs」と入力する
5.ファイルの種類から「すべてのファイル」を選択する
6.「保存」ボタンを押す
7.保存されたaaa.vbsをダブルクリックする

 以上の操作によってVC++で作成したCOMが実行され、「あいう」と表示されたメッセージボック スが開きます。

 メッセージボックスに表示された「あいう」という文字列はCOMを使う側から渡されたものなの でaaa.vbsの該当箇所を変更すれば表示されるメッセージも変わります。

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