2種類のCOMプログラミング("作る"と"使う")

COMを作る

 COMプログラミングには大きく分けて2種類がある。「作る」と「使う」プログラミングだ。
 当然といえば当然だがこの違いは結構重要だ。

 COMを「作る」ときは多くの場合、DLLファイルとして作成する。
 DLLファイルの中に機能を詰め込み実装する。言ってみればライブラリファイルを開発する作業の ようなものだ。実装方法にもよるが、作ったCOMはVisual C++だけでなく、Visual BasicやVBS(VB Script) 、VBA(Visual Basic for Applications)、WSH(Windows Scripting Host)など環境を選ばずに使う ことができる。

 COMを作るときは「ATLプロジェクト」か「MFC ActiveXコントロール」から作るのが一般的だろう。

 こうして作られたCOMは「COMサーバー」と呼ばれることもある。



COMを使う

 上で述べたように作ったCOMはスクリプト言語からでも呼び出して使うことができ、使用の幅は非常 に広い。しかしここではVC++に限って話しをする。

 COMはDLLからでもEXEからでも使うことができる。普通のMFCアプリケーションの中から使うことも 可能だ。そのためCOMを使う場合はプロジェクトウイザードで"これ"と言った選択肢はない。

 特定のCOMを使うために作ったアプリケーションは「COMクライアント」と呼ばれることもある。




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