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田能遺跡(たのいせき)





 弥生時代の住居跡などが見つかり、現在ではその遺跡の上に復元住居などが建てられている 田能遺跡は大阪空港(伊丹空港)のすぐ東側に位置している。今日は空港に飛行機を見に行った ときに偶然見つけたこの遺跡を見てみた。


 国指定史跡「田能遺跡(たのいせき)」。尼崎教育委員会によって立てられたこの 看板によると、この遺跡は弥生時代(2300~1700年前)の集落跡。竪穴住居が3棟、 多くの墓や銅剣の鋳型、石器、土器などたくさんの出土品が見つかったらしい。
  (2006:05:12 15:29:30,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/4000, 0.0, ISO200, 18mm)

 復元された高床倉庫。収穫物の貯蔵に使われていたらしい。 床を地上よりも高く上げて密閉することで、湿気や害虫など からの害を防いだということ。
  (2006:05:12 15:32:06,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/500, 0.0, ISO200, 12mm)

 この遺跡で復元されたものにはすべて解説の看板が付けられて いる。またスイッチを押すところがあり、押すと解説が流れる ...けど何を言っているのかよく聞き取れず、あまり役には 立たない。ちょっと残念。
  (2006:05:12 15:32:56,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/250, 0.0, ISO200, 12mm)

 高床式の代表的な特徴「ねずみ返し」。ねずみが柱を登ろうと しても板があるためそれ以上登れず、倉庫内にねずみが入らない ようにしている。
  (2006:05:12 15:33:14,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/600, 0.0, ISO200, 24mm)

 復元された方形竪穴住居。兵庫県加古郡播磨町の大中遺跡 で発掘された弥生時代後期のものをモデルに復元したらしい。
 四角形をした竪穴住居だから方形竪穴住居という名前で呼ばれ ている。
  (2006:05:12 15:34:21,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/800, 0.0, ISO200, 12mm)

 方形竪穴住居の中は一段掘り下げていて結構広い。
  (2006:05:12 15:34:47,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/20, 0.0, ISO200, 12mm)

 壷棺墓(つぼかんぼ)第20号墓
 壷の中に遺体を入れる埋葬形態。壷の中には6ヶ月の胎児もしくは生後4ヶ月 程度の乳児の骨が残っていたとのこと。
  (2006:05:12 15:36:05,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/2000, 0.0, ISO200, 12mm)

 木蓋土壙墓(もくがいどこうぼ)第7号墓
 穴の中に直接遺体を置いて木で蓋をする埋葬方法。30歳前後の女性が 埋葬されていたと言うこと。穴の長さは174cm、幅は48cm。
  (2006:05:12 15:36:38,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/1600, 0.0, ISO200, 14mm)

 土壙墓(どこうぼ)第11号墓
 穴の中に直接遺体を置く埋葬方法。下半身の骨の一部しか見つからず 年齢や性別は不明とのこと。
  (2006:05:12 15:37:05,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/200, 0.0, ISO200, 20mm)

 木棺墓(もっかんぼ)第6号墓(手前)と壷棺墓(つぼかんぼ)第10号墓(奥)
 木棺墓は遺体を箱型の板で囲んだ埋葬形態。12~15歳ぐらいの子供が埋葬 されていたらしい。墓の長さは187cm、幅は54cm。
 壷棺墓は生後6ヶ月程度の乳児の骨と防腐剤と見られる丹(に)が残って いたとのこと。
  (2006:05:12 15:37:53,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/2000, 0.0, ISO200, 14mm)

 甕棺墓(かめかんぼ)第9号墓
 甕(かめ)を棺とした埋葬形態。遺体は残っていなかったが防腐剤と見られる 丹(に)が残っていたとのこと。ちなみに甕と壷の違いが何なのかは不明。 子供は甕、乳児や胎児は壷に入れていたのかな?
  (2006:05:12 15:38:48,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/600, 0.0, ISO200, 14mm)

 木蓋土壙墓(もくがいどこうぼ)第15号墓
 埋葬されていた遺体の年齢などは不明、板も残っていなかったという こと。墓の長さは170cm、幅は50cm。

  (2006:05:12 15:39:24,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/200, 0.0, ISO200, 24mm)

 木棺墓(もっかんぼ)第8号墓
 40歳前後の男性が埋葬されていたとのこと。墓の長さは280cm、幅は77cmと かなり大きい。

  (2006:05:12 15:39:41,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/250, 0.0, ISO200, 12mm)

 壷棺墓(つぼかんぼ)第12号墓
 2~3歳の幼児の上下の顎の骨と歯が残っていたとのこと。
  (2006:05:12 15:40:10,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/500, 0.0, ISO200, 18mm)

 木棺墓(もっかんぼ)第13号墓
 蓋と底の板の残片だけが残っていたとのこと。墓の長さは188cm、幅は66cm。

  (2006:05:12 15:40:26,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/400, 0.0, ISO200, 19mm)

 円形平地式住居
 この遺跡で見つかった住居の1つを復元したもの。直径約8mの円形状の溝( 幅25cm、深さ12cm)として見つかったとのこと。住居面積は約49㎡。
  (2006:05:12 15:40:47,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/1250, 0.0, ISO200, 12mm)

 円形平地式住居の内部はこのような枝型をした柱を4本と支柱などを利用 して組み上げられていた。屋根に葺いているのはススキ。
  (2006:05:12 15:41:36,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/600, 0.0, ISO200, 24mm)

 田能遺跡では屋外に復元されたもの以外にも屋内に展示場が用意され、 出土品などを見ることができる。この手の遺跡に併設されている展示場 としては中くらいだが、決して広くはない。しかし展示物の密集度はか なり高い。
  (2006:05:12 15:52:09,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/40, 0.0, ISO200, 12mm)

 弥生時代の頃の海岸線などを示した地図も掲載されていた。田能遺跡 は右上側にあるオレンジ色の丸印の所。ほかの赤丸は近くで見つかって いる遺跡の位置を示している。この地図を見ると海岸線は甲子園口駅や 立花駅辺りで、尼崎駅などは海の底だったらしい。
  (2006:05:12 15:46:07,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/150, 0.0, ISO200, 24mm)

 田能遺跡の入り口。開いているのは9:00~17:15まで。 月曜、祝日、年末は休みとのこと。見学料は無料。
  (2006:05:12 15:54:56,NIKON D70, 絞り優先, F10.0(64,A), 10/1600, 0.0, ISO200, 12mm)








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