炭疽病の菌を破壊するウイルス発見--生物テロとの戦いに友軍

 ちなみにこのPlyGはN-acetylmuramoyl-L-alanine amidase。要は細胞壁加水分解酵素。元記事へのリンク(http://medwave2.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/leaf?CID=onair/nh/nh_news/203591)

 昨年9月11日の同時多発テロに続いて、アメリカの東部を襲った炭疽菌事件。5人の死者を出し、郵便物への恐怖を植えつけた。まだ、犯人は見つかっておらず、抗生物質への耐性菌の出現の可能性も指摘されている。
 こんな中、この細菌を破壊するウイルスが見つかったと米ロックフェラー大学の研究者が、国際科学誌「ネーチャー」で発表した。
 研究を行ったのは、ビンセント・フィッチェティ博士。発表によると、バクテリオファージという細菌に感染するウイルスのうち、「PlyG」と呼ばれる遺伝子を持つ株は炭疽菌破壊に非常に有効性が高いことを見つけた。この遺伝子から作られる酵素が細菌を部分的に溶かすという。また、抗生物質に対して耐性をもった炭疽菌が出現しても、この酵素「PlyG」を持つバクテリオファージならば破壊できる。

 バクテリオファージγ耐性菌が出たらどうしようもないな気が。結局プロテクトとコピーの関係と同じでイタチごっこでしょ。

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