武庫川渓谷

全工程徒歩:2時間40分
JR生瀬駅~(1時間)~廃線跡入り口~(1時間30分)~廃線跡出口~(10分)~JR武田尾駅



 武田尾~生瀬間の武庫川沿いに続くJR福知山線の廃線跡を歩く。この区間では大小の岩が転がる壮大な武庫川渓谷を楽しむことができる。

  (2004:01:02 15:33:09,EX-S2 , オート, F0.0(0,0), , 0.0, -0mm)

 この区間には下のように書かれた看板が設置されている。
 当旧線跡地は、ハイキングコースではありません。昭和61年8月に鉄道施設としての使命を終えたため、その後、整備がなされていません。途中のトンネルには照明が無く足元が見えません。また、落石、倒木等が発生しており危険ですので立ち入らないようお願いいたします。万一、事故等が発生してもその責は負いかねますので、予めご了承ください。(西日本旅客鉄道株式会社)
 2004年1月現在では立ち入り禁止ではない。絶景の武庫川渓谷が広がるためハイキングコースとして使われているのが黙認されている状態にある。十分に注意して歩こう。

  (2004:01:02 16:41:33,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 24mm)

 今回は下流の生瀬から上流の武田尾駅に向かって武庫川渓谷を歩く。しかし、廃線への入り口が分かりづらいため、武田尾駅から下流に向かって歩くことをお勧めする。

 生瀬駅から武庫川沿いを車道に沿って進む。途中で橋を渡り、今度は公道ではないものの歩行者に対して開放されている水管橋(水道管を川を渡すための橋)を渡り廃線に入る。

  (2004:01:02 15:29:11,FinePixS1Pro, オート, F5.6, 1/125, 0.0, 24mm)

 廃線入り口近くの鉄橋。車道を歩いているときにこの赤い鉄橋が遠くに見えたらそこを目指して歩く。
  (2004:01:02 15:33:27,EX-S2 , オート, F0.0(0,0), , 0.0, -0mm)

 廃線に入ると「武庫川渓谷にようこそ」と書かれた看板が立てかけられている。これによると"近年の間にダム開発により武庫川渓谷が沈む運命にある"とあるが、本当だろうか?そうだとしたら残念なことだ。

  (2004:01:02 15:41:33,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 39mm)

 廃線には古い枕木が等間隔で埋められたままになっており、その上をリズムよく歩く。あまり足元ばかりを気にしていると景色を見ることができず、かと言って景色ばかりを見ているとつまづくので注意しよう。
 対岸には岩山を登るためのものなのか千と千尋のワンシーンを思い出させるような大きい"やぐら"が組まれている。これはダム建設調査のために設置されたものらしい。

  (2004:01:02 15:49:13,FinePixS1Pro, オート, F4, 1/60, 0.0, 24mm)

 そうこうして歩くと北山第一トンネル(318m)に遭遇する。トンネル内には照明はなく、その前には
 トンネルは、そこを通る人に未来を約束する。暗い道を通り抜けるとやがて明るい日ざしが差し込むように・・・あなたの登山人生に幸せあれ!
と、書かれた看板が置かれている。
  (2004:01:02 15:51:08,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 62mm)

 トンネル内は照明がないだけあり中は本当に暗い。トンネルはカーブしていて反対側はまったく見えない。また長さも北山第二トンネルのように413mもあるものもある。そのため中に入ると完全な闇に包まれる。私は懐中電灯を持っていなかったため、携帯電話の液晶画面のほのかな光だけを頼りに足を進めたが、はっきり言ってこのような行為はお勧めできない。必ず懐中電灯を持参しよう。

  (2004:01:02 16:18:22,FinePixS1Pro, オート, F3.3, 1/15, 0.0, 24mm)

 トンネルの中には写真のようなものや長尾山第三トンネル(93m)、長尾山第二トンネル(147m)のように短いものもある。
  (2004:01:02 16:23:22,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 24mm)

 武庫川渓谷には「長瀞淵」や「高見の台」、「人面岩」のように名前や解説が書かれた古い看板が散在している。しかし基本的に河川敷に降りることはできない。2、3箇所下りれるところもあるが、岩の上などは滑りやすいので下りるときは注意しよう。

  (2004:01:02 15:46:11,EX-S2 , オート, F0.0(0,0), , 0.0, -0mm)


  (2004:01:02 16:08:17,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 24mm)


  (2004:01:02 16:25:07,FinePixS1Pro, オート, F5.6, 1/125, 0.0, 24mm)

 廃線を進み、溝滝尾トンネル(149m)を抜けると武庫川を渡る鉄橋、第二武庫川橋梁が現れる。
  (2004:01:02 16:31:05,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/20, 0.0, 42mm)

 鉄橋ではこのような線路沿いではなく、上流側に併設されている保守道路上を歩く。
  (2004:01:02 16:31:44,FinePixS1Pro, オート, F4, 1/60, 0.0, 29mm)


  (2004:01:02 16:32:24,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 29mm)

 鉄橋を超えると長尾山第一トンネル(307m)に入る。そうこうしてしばらく進むと廃線跡の真ん中に先ほど引用した「当旧線跡地は、ハイキングコースではありません。」と書かれた看板が設置されている箇所に通じる。ここから上流部は案内板も設置され、整備が行き届いた公園になる。
  (2004:01:02 16:41:33,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 24mm)

 園内には桜の園や親水広場など多くの遊び場があるので春は桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は浅雪と四季を通じて家族連れでも楽しめるだろう。

  (2004:01:02 16:45:08,FinePixS1Pro, オート, F4.8, 1/90, 0.0, 59mm)

 廃線沿いに園内を進み、短いトンネルと2、3通り抜けると公衆トイレとともに廃線とも分かれることになる。ここからは車道沿いを上流に向かって歩けば10分ほどで武田尾駅に着く。

  (2004:01:02 16:55:33,FinePixS1Pro, オート, F4, 1/60, 0.0, 24mm)

 武田尾駅は半分以上がトンネル内に、もう半分は武庫川に鉄橋として架っている独特な駅だ。改札には自動改札機がありSUICAにも対応しているが、切符は切符入れへ、Jスルーカードは専用の機械で記録する方式になっている(2004年1月現在)。分かりづらいので分からない場合には近くにいる人に聞こう。

  (2004:01:02 17:13:05,FinePixS1Pro, オート, F3.3, 1/15, 0.0, 24mm)

 武田尾駅のホームは武庫川の頭上に架かった橋の上にある。
  (2004:01:02 17:13:19,FinePixS1Pro, オート, F3.3, 1/20, 0.0, 24mm)



カテゴリー「近畿の山々」 のエントリー