ケーラー照明(OLYMPUS BH-2)

 デジカメで顕微鏡観察の写真を撮影する場合はもちろん、通常の観察時にもきちんと した照明の調整を行うと像の見え方が全然違う。
 ここでは一般的な照明方法であるケーラー法の調整法を紹介する。



 試料にピントが合っている状態から調整を始める。
  (2003:02:23 16:19:05,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/250, 0.7, 54mm)

 コンデンサ絞り(A)と視野絞り(B)を両方とも右側に回し絞る。

※ 正式な方法ではコンデンサ絞り(A)は開いておくが絞った方が調整しやすい

  (2003:02:23 16:19:43,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/10, 0.7, 54mm)

 接眼レンズから覗いたとき、このような多角形(視野絞りの絞り羽根の像)が視野の真ん 中に見えていればOK.

  (2003:02:23 16:24:21,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/20, 0.7, 54mm)

 もし絞り羽根がボヤケテいるならコンデンサハンドルを回しコンデンサを上下させて 絞り羽根にピントを合わせる。

  (2003:02:23 16:22:52,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/15, 0.7, 54mm)

 絞り羽根が視野の真ん中にない場合は芯だしネジ2本をうまく回し絞り羽根の像を 真ん中に移動する。

  (2003:02:23 16:24:48,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/10, 0.7, 54mm)

 調整が済んだら視野絞り(B)をちょっとずつ左側に回し絞り羽根の形が見えない 程度に視野を広げる。
  (2003:02:23 16:19:43,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/10, 0.7, 54mm)

 これで接眼レンズから覗くと視野が全部見える。
  (2003:02:23 16:25:44,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/125, 0.7, 54mm)

 片側だけ接眼レンズを外す。

  (2003:02:23 16:26:53,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/20, 0.7, 54mm)

 接眼レンズを外した状態で鏡筒を覗き込むと光の点が見える。
  (2003:02:23 16:31:21,FinePixS1Pro, マニュアル, F4.8, 1/2000, -0.4, 54mm)

 もしも光の点が鏡筒の真ん中にない場合には光軸がずれている。
 接眼鏡筒取り付けネジを使って点が真ん中に位置するように鏡筒位置を調整する。
 真ん中に調整できたら再び初めから調整をやり直す。

  (2003:02:23 16:59:16,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/30, 0.3, 54mm)

 鏡筒を覗きながらコンデンサ絞り(A)を左側一杯まで回し開く。
  (2003:02:23 16:19:43,FinePixS1Pro, 絞り優先, F2.8, 1/10, 0.7, 54mm)

 コンデンサ絞りを開くとこのように光の点が広がり丸く見える。この丸い大きさ を100%としたときに70%~80%の大きさになるようにコンデンサ絞りを絞る。
  (2003:02:23 16:31:32,FinePixS1Pro, マニュアル, F4.8, 1/2000, -0.4, 54mm)

 このくらいが70~80%だ。光は"丸"ではなく若干"多角形"となる。
 これで調整終了だ。接眼レンズを嵌めて観察する。

  (2003:02:23 16:31:50,FinePixS1Pro, マニュアル, F4.8, 1/2000, -0.4, 54mm)

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