尼崎閘門(2006年9月23日)


タテジマイソギンチャク

 ここは数年前に訪れたときに"この付近は泳ぐのにいいかも?"と思った場所。尼崎閘門(あまがさきこうもん) 、通称「尼ロック」のすぐそば。この近くに来るのは閘門への観光客とスズキ釣りの人ぐらい。しかも地の利は 悪く、あまり釣れる場所でもないので人は非常に少ない。
  (2006:09:23 14:00:49, NIKON D200, シャッター優先, F3.5, 10/4000sec, 0.0, ISO200, 60mm)

 かなり奥まった場所に位置するので台風が来ても波は穏やか。そのため泥のようなゴミが護岸の岩の上に 降り積もり堆積している。海底はヘドロの山で歩くとすぐに濁るような場所だ。
 写真は護岸に降り積もった泥の上の海藻類が光合成してできたと思われる泡。
  (2006:09:23 14:01:42, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO200, 60mm)

(不明)

 "降り積もった泥"と書いたが、これも生物の群集になっている。細菌などの微生物はもちろんのこと、 直径1~2mm程度の管を形成して髪の毛よりも細い触手のようなものを伸ばしている生物などが住んでいる。
  (2006:09:23 14:02:01, NIKON D200, シャッター優先, F5, 10/4000sec, 0.0, ISO400, 60mm)

ハゼの1種

 護岸の岩の上に小さいハゼがいた。
  (2006:09:23 14:03:54, NIKON D200, シャッター優先, F4.2, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ハゼの1種

 武庫川の下流地域一帯はハゼが非常に多い。ここも例外ではなくそこら中にいた。しかしここはマハゼなど 一般に食べるハゼは少なく、しかもどれもこれも小さくて食べるのによさそうな大きさはごくわずかなのが残念。
  (2006:09:23 14:04:04, NIKON D200, シャッター優先, F4.2, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

カニの1種

 ここはハゼだけでなくカニも多かった。護岸の岩の上や隙間、貝殻の中など至る所にいた。 写真のカニは白いのでその中でもひときわ目立っていた。
  (2006:09:23 14:04:18, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ハゼの1種

 護岸の上の窪みの形に添うようにしてくつろいでいるハゼを発見。
  (2006:09:23 14:06:47, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ハゼの1種

 上の写真と同一個体。この種類のハゼはカメラを近づけても全然逃げる気配を見せないから撮りやすかった。
  (2006:09:23 14:07:05, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ハゼの1種

 
  (2006:09:23 14:08:50, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

フジツボの1種

 チチュウカイミドリガニのハサミにフジツボが付着していた。カニに引っ付いているのは よく見かけるが、脱皮のときはどうしているのだろう?前に水槽でチチュウカイミドリガニを 飼ったときは数ヶ月に1回は脱皮したような気がする。この種類のフジツボは動くのかなぁ?
  (2006:09:23 14:11:28, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチュウカイミドリガニ

 これがハサミにフジツボを付けたチチュウカイミドリガニ。カニにとってフジツボがハサミに いる利点はなさそうだから寄生ということになるのかな。
  (2006:09:23 14:11:37, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチュウカイミドリガニ

 このカニは外来種。今では日本中に分布しているらしい。最近ケフサイソガニが大繁殖している甲子園浜 では見かける機会が減ったような気がするが、この場所にはたくさん生息していた。
  (2006:09:23 14:11:56, NIKON D200, シャッター優先, F5.6, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチブ

 牡蠣殻の上にハゼが乗っていた。ハゼはすぐに種類が分かりそうなものなのに...分からない。 図鑑を見てもイマイチ。というよりも持っている図鑑が悪すぎなのかもしれない。ということでつい 数分前新しく図鑑を注文してしまった。「日本のハゼ」 4000円ぐらいの本。しかも載っているのはハゼのみ。後で後悔しそうな予感。
 ...ということで今さっき注文していた図鑑が手元に到着。調べてみたらこれはチチブというハゼ らしい。
  (2006:09:23 14:12:46, NIKON D200, シャッター優先, F4.2, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ユビナガホンヤドカリ

 こっちでは牡蠣殻の上にヤドカリが乗っていた。ヤドカリの種を同定するためには殻から体を出し てあげないとダメらしい。ということでヤドカリの種を特定することは無理に近いよなぁ。このヤド カリはおそらく甲子園浜にも多くいるユビナガホンヤドカリだと思う。
  (2006:09:23 14:13:30, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチブ

 こっちも牡蠣殻の上に乗っているハゼ。帰ってから写真をチェックすると貝殻の下にも ハゼが顔を覗かせていた。
  (2006:09:23 14:13:45, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ユビナガスジエビ

 このエビは甲子園浜にも多く生息している。昼間は岩陰に潜んでいるから撮影は大変。 真っ暗な中なんとか1枚撮れていた。
  (2006:09:23 14:17:15, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチュウカイミドリガニ

 この付近は本当にチチュウカイミドリガニが多い。大きいカニなのに子供が獲らないからなのかな? 食べれるカニなら捕獲しようかとも思うけど...どうなのかなぁ。
  (2006:09:23 14:19:34, NIKON D200, シャッター優先, F3.8, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

タテジマイソギンチャク

 上の写真の個体が歩き回るときに触れたイソギンチャク。触手を引っ込めて縮こまった。
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ケフサイソガニ

 物陰に毛が生えた紫色のハサミを持ったケフサイソガニが潜んでいた。
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マハゼ

 マハゼは結構敏感に反応して逃げ回るのだが、この個体はじっとしていた。それをいいことに よりまくって撮影。
  (2006:09:23 14:23:36, NIKON D200, シャッター優先, F4.2, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチブ

 胸鰭の基部の黄色がはっきりしていないような気もするけど...おそらくチチブ。
  (2006:09:23 14:24:34, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

アカニシ

 水面を移動していると白い管が見えた。これは何だ?と思うと...
  (2006:09:23 14:25:47, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

アカニシ

 どうやらアカニシ。貝にたくさんのゴミが堆積しているので傍目にはまったく分からなかった。
  (2006:09:23 14:26:25, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

アカニシ

 ひっくり返しているとこんな感じ。
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シマメノウフネガイ

 殻にはたくさんのウフネガイが付着していたために、外見もアカニシらしくなくわからなかったのだろう。 持って帰って食べようかとも思ったけど、10年ぐらい生きていそうな大きさだったしウフネガイもたくさん 付着していたのでそのままリリース。
  (2006:09:23 14:26:58, NIKON D200, シャッター優先, F6.3, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

カニの1種

 牡蠣殻の中にうまく隠れていた。カニはたくさんいるが近づくとすぐに隠れてしまう。
  (2006:09:23 14:28:04, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

タテジマイソギンチャク

 
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ハゼの1種

 数は少なかったが黒っぽいハゼもたまに見かけた。これもおそらくチチブ。
  (2006:09:23 14:29:14, NIKON D200, シャッター優先, F3.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

マガキ

 死んだ牡蠣も多くいるが、生きている貝は中に白い綺麗な身が見える。ほとんどが茶色一色の 海の中にかなり綺麗に輝いていた。
  (2006:09:23 14:31:35, NIKON D200, シャッター優先, F5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

イボニシ

 数はそんなに多くないもののイボニシもいた。
  (2006:09:23 14:32:34, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

イボニシ

 もしかするとヤドカリかもしれないと思い岩からはがしてみた。やはりイボニシ。
  (2006:09:23 14:32:45, NIKON D200, シャッター優先, F5.6, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

二枚貝の1種

 試しに牡蠣殻をひっくり返してみたらその下に貝がくっついていた。甲子園浜で見かけるサイズよりも 2周り大きかった。
  (2006:09:23 14:35:05, NIKON D200, シャッター優先, F5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

タテジマイソギンチャク

 白い触手をなびかせていた。
  (2006:09:23 14:36:34, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

マガキの貝殻

 この付近は海底には牡蠣殻が大量に散らばっている。そのため隠れ家が多くあるからカニがこんんなに たくさんいるのかな?
  (2006:09:23 14:45:28, NIKON D200, シャッター優先, F8, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ムラサキイガイの貝殻

 以前繁栄していたのだろうか?死んだムラサキイガイの古い貝殻がたくさん堆積していた。
  (2006:09:23 14:47:45, NIKON D200, シャッター優先, F5.6, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

マハゼ

 一番奥側は貝殻などが細かくなった砂地がちょっとだけ広がっている。そこにはマハゼが多くいた。
  (2006:09:23 14:49:00, NIKON D200, シャッター優先, F3.2, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

シマイサキ

 2匹のシマイサキの子供が泳いでいた。シマイサキを撮れたのは久しぶり。というよりもこの魚、実は 見かけることが少ない気がする。甲子園浜で数回と淡路島で1回かな?
  (2006:09:23 14:54:19, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

シマイサキ

 こっちはほぼ正面から。泳ぐスピードは速くないがちょこまか動くので撮影しずらかった。
  (2006:09:23 14:54:22, NIKON D200, シャッター優先, F3.3, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチブ

 白い縦線が目立つハゼが岩の上に鎮座していた。
  (2006:09:23 14:55:39, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

イソガニ

 この付近はケフサイソガニとチチュウカイミドリガニが多いがそれ以外のカニも住んでいる。 イソガニはどちらかと言うと干上がることがなさそうな場所の波打ち際に多くいた。
  (2006:09:23 14:57:31, NIKON D200, シャッター優先, F3.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

イボニシの卵

 岩陰にふ化直前ぐらいの紫色をした卵があった。この付近はまだイボニシが多くはいないが、もう 2年もしたらイボニシが増えて牡蠣などが全滅しそうな雰囲気。
  (2006:09:23 14:57:49, NIKON D200, シャッター優先, F3.3, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチュウカイミドリガニ

 大きめなカニが口元でハサミをしきりに動かしているのを発見。何を食べているのかと思い...
  (2006:09:23 15:02:04, NIKON D200, シャッター優先, F4.5, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

チチュウカイミドリガニ

 近寄ってみたら食べていたのは小さなカニ。むさぼり食べていた。
  (2006:09:23 15:02:23, NIKON D200, シャッター優先, F4, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

 今回撮影した場所から見た尼崎閘門。
  (2006:09:23 15:08:23, NIKON D200, シャッター優先, F20, 10/4000sec, 0.0, ISO500, 60mm)

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