FPGAのコンフィグ用XSVFファイルを1クリックで生成する


_DSC9163.JPG
私がFPGAへの書き込みに利用しているUSB接続のJTAGライター。データテクノ製で定価8000円。安くてUSB接続なので重宝している(と言っても使い始めてまだ12時間も経っていないのだが)。
このJTAGライターは書き込みにXSVFファイルを利用する。Xilinx ISE WebPackから直接書き込むことができない。そのため事前にISE WebPackでXSVFファイルを生成する必要がある。しかしこのXSVFファイル作成は結構手順が多くて面倒。ということで今回は1クリックでXSVFファイルが作れるようにする。

fpga_make_xscv_01.gif
前回の「FPGAでLEDを点滅させる」で作成したプロジェクトフォルダーを見てみる。するとここに「_impact.cmd」というコマンドファイルが用意されている。

fpga_make_xscv_02.gif
このファイルの中にはiMPACT上で作業した内容が"コマンド"として記録されている。この"コマンド"を使えば簡単にXSVFファイルを生成できる。

fpga_make_xscv_03.gif
とりあえず不必要な部分を削除して以下のようなコマンドセットにして、ファイル名を「_make_xsvf.cmd」として保存する。


setMode -bs
addDevice -p 1 -file "C:/projects/BlinkLED/blinkled.bit"
setCable -port xsvf -file "C:/projects/BlinkLED/Test.xsvf"
Program -p 1 -defaultVersion 0
quit




fpga_make_xscv_04.gif
さらにiMPACTの起動に必要なバッチファイルを作成する。ファイル名を「_make_xsvf.bat」とし、内容を以下のようにして保存する。


C:\Xilinx91i\bin\nt\impact.exe -batch _make_xsvf.cmd
pause




fpga_make_xscv_05.gif
これで、作成したバッチファイル「_make_xsvf.bat」をダブルクリックする。

fpga_make_xscv_06.gif
するとコマンドラインでiMPACTが起動してXSVFファイルが保存される。別のbitファイルからXSVFファイルを生成したいときは適宜「_make_xsvf.cmd」の中のパスを変更すればいい。

ISE WebPack上でソースコードを変更、ビルドを行ったらこのバッチファイルを実行してXSVFファイルを作成、FPGAへ書き込み...という手順にすればちょっとだけ作業手順が少なくなり楽だ。




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