AKI-3664タイニーマイコンキット

 H8/3664を搭載した秋月電子のマイコンボードキット。
 2003年5月15日現在の価格は2800円

※ 開発用ソフトウエアなどを含まないキットは2000円、H8/3664BPのみは1000円、H8/3664Fのみは800円


特徴

・32KBのフラッシュROM、2KBのRAMを搭載
・5V単一電源で動作および書き込み可能 ・汎用レジスタ167ビット×16本
・入出力ポート29本
・入力ポート8本
・シリアルインターフェース1本
・I2Cバスインターフェース1本
・10ビットA/D変換器8チャンネル
・4種類のタイマ(A、V、D、WDT)
・低消費電力モード搭載

 要はZ80のようにROMライタやROMイレーサを必要とせず、プログラムの書き込みが可能なワンチップCPUだ。
 H8/3048のように外部バスは出ていない。そのためPIC16C712などの16ビット版と考えて大きな間違えはない。


キット内容物


 キットの全内容物

 解説書3枚、IC3つ、ダイオード1つ、コンデンサ14つ、抵抗5本、セラロック1つ、 水晶1つ、ピンヘッダ1本、コネクタ1つ、タクトスイッチ1つ、基板1枚、CD-R1枚。

  (2003:05:15 21:25:52,FinePixS1Pro, 絞り優先, F27, 1/125, 1.0, 54mm)

 基板

 サイズは72mm×47mmの両面2層基板。
  (2003:05:15 21:49:31,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 3.08(F2FFFFFF,8000000), -1.2, 54mm)

 H8/3664

 メインCPU。この大きさでA/D変換機能なども備えている。
 日立製で正式な型番は「HD64F3664BP」。
  (2003:05:15 21:52:37,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 1/2, 1.0, 54mm)

 部品その1

 上段左からH8/3664、H8/3664用ICソケット。
 中段左からSP202ECP(Sipex SP202ECP)、SP202ECP用ICソケット、78M05(TA78M05F)、16.0MHzセラロック(16.00X)、 32.768KHz水晶発振子(KDS2E)。
 下段左からジャンパーピン2つ、タクトスイッチ。
  (2003:05:15 21:57:17,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 1/1.5, 1.0, 54mm)

 部品その2

 左から0.1μF積層セラミックコンデンサ7つ(104)、15pFセラミックコンデンサ2つ(15)、 1.5μF積層セラミックコンデンサ3つ(155)。
  (2003:05:15 22:04:18,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 1, -0.9, 54mm)

 部品その3

 上から100μF電解コンデンサ(16V 100μF)、4.7μF電解コンデンサ(50V 4.7μF)
  (2003:05:15 22:13:46,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 1/2, 1.0, 54mm)

 部品その4

 上から1S2076、4.7KΩ(黄紫赤金)、10KΩ3つ(茶黒橙金)、100Ω(茶黒茶金)
  (2003:05:15 22:12:30,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 1/1.5, -0.9, 54mm)


製作


 積層セラミックコンデンサのように背の低いものから取り付ける。
 ICやダイオード、電解コンデンサ、端子ピンは取り付ける方向に注意すること。
  (2003:05:16 20:29:02,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 4, -0.9, 54mm)

 取り付けるときはセロハンテープなどで固定した状態で片方のピンをハンダ付けし、セロハンテープをはが してからバランスを整えながら残ったピンをハンダ付けする。
  (2003:05:16 20:33:58,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 4, -0.9, 54mm)

 完成した状態。
 端子ピンはキット裏面に出すのが秋月推奨だが、それではテスト用途に不便なので表面につ けている。またクリスタルや電源部、A/D用リファレンスには丸ピンICソケットを切断したテスト端子を取り付けて いる。
  (2003:05:16 21:35:25,FinePixS1Pro, 絞り優先, F6.7, 4, -0.9, 54mm)

 ハンダ付けはこの程度の精度で十分。
  (2003:05:16 21:36:39,FinePixS1Pro, 絞り優先, F8, 1, -1.2, 54mm)


動作確認

 キット付属CD内のソフトおよびソースを利用した動作確認方法です。
 CD内に含まれる以下のファイルを1つのフォルダにコピーしてください。

・ASM38.EXE
・LNK.EXE
・HTERM.EXE
・3664.MOT
・MONITOR.ABS
・TESTRAM.MAR

 コマンドプロンプトを立ち上げ、ファイルをコピーしたフォルダに移動します。ここでは 「G:\」を利用しています。

G:\>hterm
Terminal Program for H Series Monitor Ver. 5.0

 赤いジャンパーピンをブートモードに設定し、RS232C経由でパソコンとつないでからH8に電源を供給 する。
 ジャンパーピンの向きに注意すること!
  (2003:05:19 20:30:31,FinePixS1Pro, 絞り優先, F9.5, 2, -0.9, 54mm)
Copyright (C) Hitachi, Ltd. 2000
Copyright (C) Hitachi ULSI Systems Co., Ltd. 2000
← [Ctrl] + F
Set Boot Mode and Hit Any Key.		← 何かキーを押す
Bitrate Adjustment Completed.
Input Control Program Name : 3064.mot	← ファイル名を入力
transmit address = xxxx
Flash Memory Erase Completed.
Input Program File Name : monitor.abs	← ファイル名を入力
transmit address = xxxxx
Program Completed.
← [ESC]でhterm終了
G:\>

 H8の電源を切り、ジャンパーピンを取り外してから再びH8に電源を供給する。
  (2003:05:19 20:30:45,FinePixS1Pro, 絞り優先, F9.5, 2.18(F6FFFFFF,8000000), -0.9, 54mm)
G:\>asm38 testram.mar
H8S,H8/300 SERIES CROSS ASSEMBLER Ver. 2.0A Evaluation software
Copyright (C) Hitachi, Ltd. 1994,1998
Copyright (C) HITACHI MICROCOMPUTER SYSTEM LTD. 1994,1998
Licensed Material of Hitachi, Ltd.
  *****TOTAL ERRORS       0
  *****TOTAL WARNINGS     0
G:\h8\ASM>lnk testram.obj
H SERIES LINKAGE EDITOR Ver. 5.3B Evaluation software
Copyright (C) Hitachi, Ltd.1989,1998
Copyright (C) HITACHI MICROCOMPUTER SYSTEM LTD. 1990,1998
Licensed Material of Hitachi, Ltd.


LINKAGE EDITOR COMPLETED
G:\>hterm
Terminal Program for H Series Monitor Ver. 5.0
← [Enter]
: L testram.abs
transmit address = F790
Top Address=F780		← この数字を...
End Address=F791

: G F780			← ここで入力する

 これで「testram.abs」がH8のメモリ上で実行される。
 確認するときはCN1の20ピン、CN2の20~23ピンにテスターを当てて電圧を測るか、LEDを取り付ける。 すると1秒間隔で電圧が0Vと5Vに切り替わりLEDが点滅する。
  (2003:05:19 20:33:28,FinePixS1Pro, 絞り優先, F13, 1, -0.3, 54mm)

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