ハマチのスープと刺身~アニサキス症で痛い!


 昔、長くやってた激安スーパーがあったけど閉店。その後に新しく、また激安スーパーが できたけど数ヶ月で閉店。で、今日その場所に行ったら再びスーパーが開店していた。覗いて 見ると...あるある!ということでハマチを購入。約50cmのハマチ1匹で500円。もちろん刺身 可のもの。
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 この手の魚はウロコがないから調理も楽。80cmサイズのスズキ800円、50cmサイズのチヌ 1匹800円もあったからどれを買おうかちょっと迷ったけど、結局その点でこいつを選んだ。
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 まず腹を開ける。肛門から包丁を入れて頭の下まで切れ目を入れる。
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 そして頭を落とす。
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 これで内臓を取り出す。
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 次に身を2枚におろす。
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 さらに3枚におろす。あらはスープにするので背骨に身が多く付いていても気にし ない。
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 取れた背骨は適当にブツ切りにしておく。
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 頭は2つにぶった切る。
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 そして頭からエラを取り除き、血合いを洗い落とす。
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 頭の断面をよく見ると脳みそがあった。
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 次に身から皮をはぐ。その前に腹面に付いているヒレを切り落とす。これを しておくと皮がはぎやすい。
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 そして手で端から皮をはぐ。皮は結構厚くて丈夫なので力を入れても途中で 切れたりしない。
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 次に内臓を守っていた肋骨部分を取り去る。
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 骨を一本一本処理すると大変なので身ごと包丁で切り落とす。
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 これで綺麗な身になってきた。
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 しかし、まだ側線部分に小骨がいっぱい残っているのでこれを取るためこの部分に 包丁を入れて切る。
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 側線部分に2回包丁を入れると小骨を含んだ身が取れる。
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 最後に身を等間隔に切る。
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 これで刺身の出来あがり
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 背骨、皮、腹ヒレ、側線部分など、内臓以外はそのまま熱湯を張った鍋に 入れる。本当は一度熱湯にくぐらせてあげるとアクが出なくていいらしいけ ど...面倒だからそこまではしていない。
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 味付けは塩のみ。これで即席ハマチスープの出来上がり。
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激痛!腹が痛い!

 そしておいしく食べたのが19時頃。半身を刺身で一気に食べたのでちょっと食べ過ぎた かな?とも思いつつ寝ていたら...吐き気がして起きてしまった。ちょうど午前2時半 ぐらい。
 それからも嘔吐感と腹痛で寝たり起きたりの繰り返し。内心「こりゃアニサキスかもなぁ」 と思いつつ横になっていた。しかし腹痛でどうしようもなくなって起床。ネットで調べて 見るとやっぱりアニサキスみたいな感じ。数日間は行き続けるらしいから、最低でも数日間 は痛いのかなぁ。はぁ~。嫌だ嫌だ。こういうことがないように魚を捌くときは必ず内臓を 取ったときに内側に寄生虫がいないかどうか確認するようにしていたのに...今回はいな かったし、もともと刺身用のハマチだから大丈夫だと思ったのに。あ~痛いよぉ。


アルコールで死ぬ?

 ...と痛みを堪えながらどうしたらいいかを考える。アニサキスに感染したら病院で内 視鏡手術により取り除くのが一般的。しかし病院には行きたくない。アニサキスはただの寄 生虫(生物)。「アルコールを使えば一発だろう!」と思い、真昼間から日本酒を割らずに コップ三杯30分ほどで飲む。気分的には痛みは引いたが...アニサキスは死にもせず、酔 いとアニサキスの2方面から攻めで気持ち悪くなっただけ。
 ネットで調べてみると50%アルコールでも25分生存らしいから、日本酒ぐらいのアルコー ル度じゃどうあがいても死なないことが発覚。胃液のこととか考えるとウォッカか泡盛を コップ数杯飲まないとダメそう。ということでアルコール策は断念。


アニサキスの弱点は?

 アニサキスをどうにかしたいならアニサキスのことを知らねば!ということでネットで 簡単に検索してみるといろいろなことが分かる。

・有効な駆除薬は存在しない
・機械的切断に弱い(包丁や歯で切れば死ぬ)
・熱に弱い(50度のお湯で数秒で死ぬ)
・冷凍に弱い(-20度24時間の冷凍で死ぬ)
・醤油や酢、わさびなどに強い(酸性の胃液でも死なない)
・人間の体内で数日生きる(逆に考えれば数日で死ぬ)
・内視鏡手術で取り出せば痛みは消える(手術料は2万円程度。食事をしていると手術はできない)

 まぁ要はよく噛んで食べてれば感染しなかったということになる。だけど感染しちゃっ たんだから今更そんなことを考えてもしようがない。


熱湯で駆除成功?!

 上に挙げた特徴をよく見ると"熱に弱い"というのが使えそうな気がする。ということで 今度は熱湯を使ってみることに。
 熱湯を口から飲んで胃の中に入れた場合、胃の中でその熱湯が何度ぐらいまで下がるか? というデータを知りたかったんだけど、これは分からず不明。しかし、口に入れるときに100 度近い温度であれば、胃の中で半分の50度を超えている可能性はかなり高いと考えられる。 ということは駆除できるかも!

 単なる熱湯は味もなく飲みづらいのでここは麦茶を鍋で沸騰させて飲むことに。とりあえず コップ数杯分を沸騰させて飲む!飲む!飲む!  大量に飲むのはツライがコップ2杯を短時間で飲みきった。また、飲んですぐにうつ伏せ になったり逆立ちのような体制を取ったり...と胃のどこにアニサキスがいてもお湯に数秒 以上触れるようにがんばった。
 すると予想通り痛みが消失!「これは勝ったな」と内心勝利宣言...しかしそうは問屋が 卸してくれず、数時間経つと再び激痛。

 おそらくアニサキスは胃壁に入り込み、また胃の粘膜もあるためにそれらによって保護され 50度を越えるお湯が胃の中に入っても直接は触れずに死なないのかな?ということで再び敗北。


熱いラーメンの一気食べ

 アニサキスが胃の粘膜とかで守られているからコップ数杯程度の熱湯じゃ死ななかった。 ならコップ数杯をはるかに超える量のお湯を胃の中に入れたら?そうすれば胃の粘膜とか の保護もむなしく死ぬのでは?
 と考え、今度は熱い熱いラーメンを食べることに。粉末スープを加えた後も加熱を続け 熱いラーメンを作り、口腔内の皮膚が剥けるのも気にせずに熱いままスープもろとも一気 に食べきる。
 今回もやはり飯を食べたときと同じで痛みは治まる。しかしさすがに食べすぎで気持ち が悪い。でも食べてから3時間経っても痛みはない。今度こそ勝ったな、と思い寝ること に。

 ...しかしやはり今回もダメ。寝て2時間後。食べて5時間ほど経ったぐらいから再び 腹痛に襲われる。しかも食べすぎで気持ち悪い。吐き気も最高潮という最悪な状態になっ てしまった。


結局アニサキス対処法は?

 何をしても駆除できないアニサキス。分かったことは何かを食べれば痛みが消えるとい うこと。しかし食べ続けるのは腹が一杯になり気持ち悪くダメ。一番簡単で割りと効果が あるのが「熱湯を飲むこと」だった。
 鍋で麦茶などを沸かして、グラグラに沸き立ったところでコップ半分ぐらいできるだけ すぐに飲む。たったこれだけで痛みが1時間だけ治まる。
 これが不思議なことに痛みが消えるのはジャスト1時間。2時半にお湯を飲んで寝ると、 次に痛みで目を覚ますのは3時半。再び飲むと次は4時半。そして5時半。6時半...今回 のアニサキス症ではきっかり1時間周期だった。
 おそらく熱湯が胃に入ると、環境変化を察知してアニサキスの体内でトレハロースの合 成など保護機能が発現、再びトレハロースが分解されるというサイクルが約37度環境の体 内では1時間サイクルで起こるということなんだろうと勝手に想像しておくことに。

 まぁ理由はどうあれ、アニサキスに感染したら熱湯を飲め!というのが今回の 結論でした。

 ちなみに私が感染したアニサキス。48時間激痛が続き、痛みが出てから60時間後の今は だいぶ痛みが治まりアニサキスは死ぬ寸前という状態。まぁあと12時間もすれば完全復活 でしょう。あ~痛かった。

コメント (1)

こんばんは。はじめまして。
ブログを拝見させて頂きました。
その中で「ハマチのスープと刺身~アニサキス症で痛い!」に読ませていただき、ぜひリンクさせてほしいと思いご連絡差し上げました。

私も今、腹痛と戦っているところです。
熱湯やアルコールも試し、他の方法を探している過程でこのブログを見つけました。
試す事が似ているので、親近感を覚えました。

リンクを貼らせて頂いてもよろしければ、コメントを許可してください。
よろしくお願い致します。

ぶしつけなご連絡を差し上げて、申し訳ありません。

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