天界の殺戮 上・下

 この小説の前に「天空の劫火」というのがあります。これが地球の破壊される小説のようです。まだ読んでないのでよくは知りませんが。
ハヤカワ文庫
  
グレッグ・ベア

★★★☆☆


 地球は破壊された。生き残りは数千人。≪保護者≫が敵を撃破することで辛くも人類は絶滅を免れた。≪保護者≫の 助けを得た人類は、100人弱を保護者の提供による≪法律の船≫により、地球を破壊した者への復讐にたび立った。

 この小説はここから始まる。保護者の法律・・・「自己増殖する殺戮機械を製造した存在を滅ぼせ」という法律 を執行する≪法律の船≫に乗ることを志願した人類数十名。「法律の執行」のために何年も訓練を続け、ようやく殺戮 機械の痕跡を残す星系を発見した。しかし、いざ「法律の執行」となると、自分たち見つけたのは本当に殺戮機械を生み 出した惑星なのか?法律の執行は地球でかつて行なわれた虐殺と同じではないのか?....保護者の法律に対する疑問も 生じてくる...≪法律の執行≫をする人類の人間模様を描いたグレッグ・ベアのSF大作です。

 ヒューマンドラマあり、SFチックな科学理論・兵器、今までの小説では出てこないような可変性を備えた宇宙船・・・読んでて なかなか面白かったです。


カテゴリー「読んだ本」 のエントリー