救出

新潮文庫
  
クレイグ・トーマス

★☆☆☆☆


 次期インド首相は麻薬の売人???
 次期インド首相の妻を殺害したことで、インド当局に逮捕されたイギリス工作員キャスは麻薬売買に関する証拠を握っているという。しかし、イギリスにいる上司もインド大使館の味方も殺人者の言うことを信じない。彼を信じているのはただ一人、キャスの友人で元イギリス工作員のハイドだけ。イギリスは≪証拠≫がないかぎり動こうとしない。ハイドはただ一人で証拠を求める戦いに向かった。

 この小説は「ファイヤ・フォックス」や「DC3の積荷」で有名なクレイグ・トーマスのスパイ物小説です。次から次へと展開がめまぐるしく、どこに行っても敵だらけ、こんな状態だったら絶対に殺られるぞハイド!的な場面だらけです。でも最終的にはハッピーエンド。題名どおり救出に成功。ちょっとひねりが足りない一作です。

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