血の絆

 何かクィネルらしからぬ内容の小説。クリーシィが好きなんだけどなぁ。でもこれも結構面白かった。なんかすごい結末だけど。
新潮文庫
  
A.J.クィネル

★★★☆☆


 何年も前に家出した息子から手紙が届いた。そこには「まもなく帰る。母を憎んでいない」と記されていた。それまでずっと息子に憎まれ捨てられたと思い沈んでいた母であり未亡人のカースティは天にも昇る気持ちで息子の帰宅を待ちわびていた...そこに再び一報が、なんと乗っていた船から転落し溺死したという...
 どうしても息子の死を信じられないカースティは全財産をなげうって単身南アフリカへ向かう。息子が乗っていたという船を追いかけるカースティ。彼女の情熱に共感して1人、また1人と協力者も現れ...


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