MutY欠損株でG:C->CG transversionが多く生じていることが分かった。この変異の
修復経路としては以下のことが考えられる。
正常細胞ではC:OGの複製時にGが取り込まれG:OGが生じたとき、この変異にMutYが作 用、Gを除去する。生じたAP:OGにポリメラーゼによりCが取り込まれ、C:OGをMutMが作 用しオリジナルの塩基対であるC:Gに戻す。実際、MutYのG:OGとの結合はA:OGとの結合 と同じぐらい強い。
しかしMutY欠損株では、G:OGにMutMが作用、G:CにするためG:C->CG transversionが 生じる。
MutM欠損株の結果を見ると、MutYとのdouble mutantもsingle mutantも変異が増加し ていない。これは、MutMが欠損することによりG:OGからOGを除去することによるG:C->CG transversionが抑制されていることと対応している。
≪文献≫
Nucleic Acids Research, 1998, Vol.26, No.20 4669-4675
Escherichia coli MutY protein has a guanine-DNA glycosylase that acts on 7,8-dihydro-8-oxoguanine:guanine mispair to prevent spontaneous G:C -> C:G transversions
Qiu-Mei Zhang, Naoko Ishikawa, Takehisa Nakahara, Shuji Yonei
正常細胞ではC:OGの複製時にGが取り込まれG:OGが生じたとき、この変異にMutYが作 用、Gを除去する。生じたAP:OGにポリメラーゼによりCが取り込まれ、C:OGをMutMが作 用しオリジナルの塩基対であるC:Gに戻す。実際、MutYのG:OGとの結合はA:OGとの結合 と同じぐらい強い。
しかしMutY欠損株では、G:OGにMutMが作用、G:CにするためG:C->CG transversionが 生じる。
MutM欠損株の結果を見ると、MutYとのdouble mutantもsingle mutantも変異が増加し ていない。これは、MutMが欠損することによりG:OGからOGを除去することによるG:C->CG transversionが抑制されていることと対応している。
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WT ; Wild Type, 野生型(変異なし) mut39 ; MutYホモログ pGEX-MutY ; GST fusionのMutY |
≪文献≫
Nucleic Acids Research, 1998, Vol.26, No.20 4669-4675
Escherichia coli MutY protein has a guanine-DNA glycosylase that acts on 7,8-dihydro-8-oxoguanine:guanine mispair to prevent spontaneous G:C -> C:G transversions
Qiu-Mei Zhang, Naoko Ishikawa, Takehisa Nakahara, Shuji Yonei







