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« MutYのA:AOに対する活性とMutMのAP:GOに対する活性阻害 | メイン | MutYのThermolysin処理によるC末ドメイン除去 »

8-OG酸化産物とMutYの架橋形成




 guanosineの酸化電位1.29Vに対し8-oxoguanosineは~0.6Vと酸化されやすい。そのため、 OG:Cを含むDNAは反応性が高く、電子が1つ付加することで[8-OG]+・が形成さ れる。
 [8-OG]+・は溶媒の水分子と反応することでguanidinohydantoinの前駆体 5-hydroxy-8-oxoguanosineを生じる。ここでは8-oxoguanosineに結合しているタンパク質の 存在下でDNA-protein cross-linkが形成されることを報告する。



 MutYはOG:AやG:Aミスマッチと結合しAdenineを除去する活性をもつ。ここで重要なことは プロダクトとの解離が遅いということだ。
 OG:A、G:A、OG:C、G:Cの各ミスマッチについてNa2IrCl6を酸化剤 としてMutY-DNAのCross-linkを行なったところ、OG:AおよびOG:Cに対してcomplexが確認で きた。
 MutYは還元剤であるNaBH4の存在下でDNAとSchiff-base cross-linkを形成する ことが知られている。このとき架橋はK142によって行なわれている。今回の架橋がどの残基 によって行なわれているのか変異体を用いて調べた。
 K157A、K158A、K132A、S120KではWTよりもcross-linkが多かったが、K142Aでは著しく減少 した。このためK142が関与していることが考えられる。


≪文献≫
J. Am. Chem. Soc., 1999, Vol.121, No.42 9901-9902
Mechanism-Based DNA-Protein Cross-Linking of MutY via Oxidation of 8-Oxoguanosine
Robyn P. Hickerson, Cindy Lou Chepanoske, Scott D. Williams, Sheila S. David, Cynthia J. Burrows








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